小児肥満症の診断基準
乳児期の肥満は必ずしも成人肥満に移行しないと考えられますが、
3歳児の肥満度は、20歳の肥満度と強く関連するとされています。
幼児期、学童期の肥満は若年期、成人肥満に移行する可能性が
高く、肥満対策は学童期以前から必要です。
小児肥満症の診断基準
5歳0ヶ月以降の肥満児で下記のいずれかを満たすもの
【1】」(ア)の項目を1つ以上有するもの
【2】肥満度が50%以上で(イ)の項目の1つ以上を有するもの
【3】肥満度が50%未満で(イ)の項目の2つ以上を有するもの
(ア)肥満治療が特に必要となる医学的問題
・高血圧
・2型糖尿病、耐糖能障害(HbA1c上昇)
・腹囲増加または臍部CTでの内臓脂肪蓄積
・睡眠時無呼吸症などほ肺喚起障害
(イ)肥満と関連の深い代謝障害など
・肝機能障害(ALTの異常値)
・高コレステロール血症
・高中性脂肪血症
・高インスリン血症
・低HDLコレステロール血症
・黒色表皮症
・高尿酸血症
※肥満児とは18歳未満の小児で肥満度((体重−標準体重)/標準体重
×100)が20%以上、かつ有意に体脂肪が増加した状態です。
標準体重は文部科学省の示す性別年齢別身長別のものを用います。

